ひとつのサーバ証明書を複数のサーバで同時に利用することはできますか?
通常、サーバ証明書は、ひとつのサーバの真正性・実在性を証明し、SSL(Secure Socket Layer)による暗号化通信を実現するために発行され、特定の証明書と特定のサーバが一対となって運用されます。
そのため、複数のサーバに対して証明書が必要な場合は、複数の証明書をお求め頂く必要がございます。
しかし、当社のサーバ証明書サービス「S.T.E.P TrustID SSL」シリーズでは、以下の様にひとつの証明書を複数のサーバで利用できるケースがございます。
同一ドメイン・同一サーバ名の複数サーバにて証明書が必要な場合
大量のアクセスが行われるサーバへの対策として、複数の「全く同じサーバ」を用意し、ロードバランサによる負荷分散を行うというケースがあります。
この様なケースの場合、ひとつのサーバ証明書を全てのサーバに組み込んで同時に利用するという事が可能です。(当社のTrustID BizまたはTrustID Lightの無償オプション)
同一ドメイン内にある異なる名称の複数サーバにて証明書が必要な場合
ひとつの組織で複数のウェブサーバを運用することは稀ではなくなりましたが、用途によっては、それら全てのサーバに証明書を組み込みたいというケースがあります。
このようなケースの場合、当社の「TrustID Biz-WC」または「TrustID Light-WC」をお求め頂ければ、ひとつのサーバ証明書を同一ドメイン内の全てのサーバに組み込んでお使い頂く事が可能です。
【サブドメイン運用のお客さまへ】 TrustID Biz-WC証明書を「*.○○○.co.jp」の様なドメイン名で取得されており、サブドメイン運用を行っている場合、「https://www.サブドメイン.○○○.co.jp/」へアクセスすると、一部のブラウザにおいて警告が表示されるケースがございます。 この場合は、別の品目(TrustID BizやTrustID Biz+マルチドメインオプションなど)でサブドメイン用の証明書を別途取得していただく必要がございます。 |