お客さまだけの専用クラウドがご利用頂けるサービス
複数台のサーバをクラウド化したい。
サーバを集約して運用コストを低減させたい。
S.T.E.P プライベートクラウドサービスは、お客さまが専有してお使い頂ける物理サーバ上に、複数の仮想サーバを構築・運用して頂くことが可能なクラウドコンピューティングサービスです。
専用物理サーバならではの自由度
- 低スペックの仮想サーバを多数収容、高スペックの仮想サーバの構築など、サーバリソースを自由に割り当てたサーバ設計が可能です。
- パブリッククラウドでは利用できなかった、ソフトウェアライセンスが利用可能になるケースがあります。
- 仮想サーバ~仮想サーバ、お客さま拠点~仮想サーバを接続するネットワーク設計も自由自在です。
オールフラッシュストレージを採用
従来のハードディスクと比べて、非常に高速なストレージ環境を実現。
フェイルオーバー機能(共用型)標準提供
ご利用中の物理サーバが、万が一故障してしまった場合も、待機用の物理サーバ(複数のお客さま共用)によって仮想サーバが自動的に稼働するフェイルオーバー機能を標準で提供致します。
基本仕様
物理サーバ | CPU:16コアCPU x2ソケット ※1 メモリ:128GB ※1 ※2 ネットワーク:最大符号伝送速度 1Gbps (S.T.E.P xFunctionバーチャルスイッチとの接続) ※3 |
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物理サーバ台数 | 1台 |
ストレージ | 容量:1TB (フラッシュストレージ) お客さまご指定の周期でデータバックアップを取得 ※4 |
仮想化基盤 | VMware vSphere® ※5 |
Dashboard | 仮想サーバにおけるリソースの状態表示と監視機能 ※6 |
ソフトウェアKVM | 仮想サーバに対するコンソール機能 |
フェイルオーバー(共用型) | 物理サーバの故障等の際に、待機用の物理サーバにて仮想サーバを稼働させる機能。 待機用の物理サーバは、複数のお客さま共用でのご利用となります。 |
仮想サーバ作成・変更・削除 | 仮想サーバの作成・変更・削除を実施 ※7 ※8 |
※1:仮想化基盤で使用するソフトウェア(ハイパーバイザ)が利用するリソースも含まれております。
※2:仮想サーバへのメモリ容量の割り当ての合計容量は、上記のメモリ容量までとなります。上記のメモリ容量を超える割り当てを行いたい場合は、別途お問い合わせください。
※3:ベストエフォートとし、符号伝送速度の保証は致しません。
※4:データバックアップは1世代のみとなります。また、仮想サーバ単位・ファイル単位では行いません。
※5:仮想サーバで利用可能なOSのバージョン及びエディション等については、仮想化基盤で動作保証されているものに限ります。
※6:Dashboardを利用する場合は、仮想サーバに割り当てるIPアドレス(ネットワーク)を当社が指定するものとする必要がございます。
※7:仮想サーバのOSがMicrosoft® Windows®、Red Hat® Enterprise Linux®、AlmaLinux、Rocky Linuxの場合は、当社指定の形態にてご提供することとし、これらのOS以外の場合は、仮想サーバの作成等に必要なデータ(インストールモジュール等)をお客さまにてご用意頂く必要がございます。
※8:Red Hat® Enterprise Linux®の利用に際して、レッドハットサブスクリプションサービス契約に同意いただく必要がございます。
オプション
物理サーバ追加 | 1台単位で追加可能 |
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ストレージ容量追加 | 10GB単位で追加可能 |
フェイルオーバー(専用型) | 待機用の物理サーバは、お客さま専用としてご利用可能となるフェイルオーバー機能 |
VMware vCenter® | VMware vCenter®の操作権限をお客さまに付与致します。お客さまは仮想サーバへの下記の操作が可能です。※9 ※10 ※11 ※12 ※13 ・仮想サーバ状態確認 ・仮想サーバ作成・変更・削除 ・仮想サーバ操作(パワーオン、シャットダウン、再起動等) ・スケジュール設定 ・コンソール機能 ・クローン作成 ・テンプレート作成 ・スナップショット作成 ・VMware vSphere® vMotion® ・データストア内のファイル操作 |
仮想サーバリストア | バックアップデータからのリストア作業を実施 (仮想サーバ1台単位) |
ロードバランサ(NetwiserVE) | セイコーソリューションズ株式会社の仮想アプライアンス ロードバランサ「Netwiser Virtual Edition」を提供 |
※9:本オプション利用時は、ソフトウェアKVM、フェイルオーバー(共用型)の提供、およびMicrosoft® Windows®における当社からのライセンス提供は行いません。
※10:VMware vCenter®は、S.T.E.P xFunction バーチャルスイッチで接続されたネットワーク内に配備いたします。VMware vCenter®に付与するIPアドレスおよび仮想化基盤管理用に付与するIPアドレスを割り当てて頂く必要がございます。
※11:本付加機能で操作可能な台数は、物理サーバ10台、もしくは仮想サーバ100台までとなります。また、VMware vCenter®のディスク容量は120GBとなります。台数やディスク容量を超える場合については別途お問い合わせください。
※12:本オプションを利用し、かつDashboardを利用の場合、Dashboardを利用するための仮想サーバへの設定は、お客さまに実施して頂く必要がございます。
※13:VMware vCenter®への接続は、VMware vSphere® Clientにより行うものとし、その際、当社が指定するFQDNを使用する必要がございます。このFQDNによる名前解決は、お客さまにて実施して頂く必要がございます。
セキュリティホワイトペーパー
S.T.E.P プライベートクラウドのセキュリティへの取組みや、S.T.E.P プライベートクラウドをセキュアにご利用いただくための考慮事項をご確認いただけます。
S.T.E.P プライベートクラウドサービス セキュリティホワイトペーパー
VMware vSphere®、VMware vCenter®、VMware vSphere® ClientおよびVMware vSphere® vMotion®は、VMware社の商標または登録商標です。
Microsoft® および Windows®は、Microsoft社の商標または登録商標です。
Red Hat®、Red Hat® Enterprise Linux®はRed Hat, Inc.の商標または登録商標です。
AlmaLinux は、AlmaLinux OS Foundation の商標です。
Rocky Linux は Rocky Enterprise Software Foundation の商標または登録商標です。
Netwiserはセイコーソリューションズ株式会社の登録商標です。